
テーマ別ポイント
<秋のテーマ>
@運動会

今回のお題は「運動会」を表現せよ!ですが、「運動会」の表現について大きな役割を果たすのが子供の表情です。普段やんちゃな子供達が、真剣に競技や演技に取り組んでいたり、競技や演技を成し遂げた後の笑顔を撮りたいものです。
運動会は10月に開催されると思いますが、既に予行演習等が行われているはずです。是非とも予行演習などで、撮影する際のベストポイントや競技・演技の流れを掴んでおいてください。 普段は小悪魔みたいな子供達も、運動会の日ばかりは最高の天使。悪戯ばかりしている子供達が、精一杯頑張っている姿は、清々しいものです。きちんと写真に記録してあげましょう。
私の写真の先生であった祖父も、初孫である私を写すためにニコマート&8ミリを購入し、たくさんの写真を撮ってくれました。これを見るときは恥ずかしいやら、嬉しいやら何とも言えない気分です。これから技術的な事を述べさせて頂きますが、そんな事よりも感じるままに撮ってあげることが一番大事だと思っています。
運動会では、静と動を表現したいものです。高速シャッターで動きを止めるのも良し、低速シャッターで流し撮りをして躍動感を出しても面白いです。
さて、ウオーミングアップも兼ねて「試し撮り」をしてみましょう。特に、流し撮りをして躍動感を狙うならば練習が不可欠です。流し撮りの強い味方はやっぱり自由度の高い一脚です。お持ちでない方は是非とも購入して下さい。
〜 流し撮りについては、まぐまぐプレミアム版の第3号をご覧ください。 〜
次にレンズですが、望遠ズームレンズと標準ズームレンズがあれば大丈夫です。
特に望遠は300ミリクラスがあれば、大迫力のカットが撮れます。私は70〜300ミリの望遠ズーム+F100をメインに、28〜105ミリの標準ズーム+ニューFM2(前回号でシャッター修理した)+モータードライブをサブで使っています。最近視力が落ちたこともあり、MF(マニュアルフォーカス)ではだいぶ苦労しております。視度調節アダプターも購入して、悪戦苦闘中。
あと必須なのが、大会プログラムです。これがあるのとないのでは、撮影する際の組み立てが天と地程違います。「徒競走」や「球転がし」のように動きのあるものなのか、「人間ピラミッド」などのように動きの少ないものなのかを把握した上で撮影に望みましょう。また、自分が撮影したいプログラムが、いつ頃行われるのかをきちんと確認しておきましょう。
大会プログラムにプラスで配置図もあると便利ですよ。
「徒競走」や「球転がし」なら、スタート時を狙うのか、途中の攻めぎ合いか、はたまたゴール時を狙うかで撮影ポイントが全く異なります。「人間ピラミッド」では、通常は正面から撮影すると思いますが、時には後ろから望遠レンズで圧縮効果を狙うのもありだと思います。皆さんのアイディアで独創的な写真を撮ってください。
大会プログラム+配置図で事前に流れなどが掴めていれば、実際の運動会で良い写真が撮れること間違いないと思います。ベストポイントがわかったら、場所取りも重要な問題です。
学校によって違うと思いますが、私の知っているところでは、a:規制なし、b:開門時間までは場所取り禁止、c:運動会の会場設営に協力した人が優先的に場所取り可、などがあります。特に、aやbの場合にはAM5:00過ぎには、場所取りのシートでベストポイントはいっぱいとなることも多く、出遅れたお父さんは「役立たず」のレッテルを貼られてしまうそうです。(私ももうすぐ第一子が生まれる予定ですが、何だか恐いですね。)撮影ポイントの場所取りでは、脚立が役に立ちます。周りのカメラを持ったお父さん達から、頭一つ分以上は出ますので重宝するはずです。
後で見てわかるように、全景、近景、クローズアップの3点セットで撮れれば完璧だと思います。全景で運動会全体の感じを掴み、近景でそれぞれの競技・演技を捕らえます。そして最後に、クローズアップで子供達の表情をきちんと撮ってあげてください。リバーサルフィルムなら、家族揃ってのスライド上映会で和気あいあいの時間が過ごせます。また、ネガフィルムなら、プログラムに沿った楽しいアルバム作りが楽しめるはずです。
装備は、標準ズームと望遠ズーム、一脚(又は三脚)、連写用にモータードライブ、もちろん予備電池も必須です。また、運動会プログラム+配置図、脚立もあると便利ですよ。