C撮影の前に

 撮影の前には必ずやっておかなければならないことがあります。
新しくカメラを購入したら、機材を触る前に取り扱い説明書を必ず読むようにしてください。最近のカメラは構造上は丈夫に作られているものの電子部品が多く使用されており、非常にデリケートなものですので、注意、警告、禁止事項には留意する必要があります。最低限、「撮影の基本ステップ」、「撮影早わかり」という撮影前の手順が書かれたページには目を通しておいてください。
 
 次に、レンズの装着ですが、レンズのボディ(動かないところ)をつかみ、レンズ面やボディの内側(シャッターなど)には絶対に手を触れないように注意しましょう。レンズとボディのマークを合わせて、カチッと音がするまで回してください。一眼レフカメラの最大のメリットである豊富な交換レンズを使い倒すためにも、練習して習得したいものです。

 そして、電池の装填ですが、プラスとマイナスを間違えないように注意。電池の接点は指で触れないように(カビ&錆の原因となるので)気をつけて装填してください。もしも、触れた場合は乾いた布などで拭いてから装填。更に長期間使用しない場合は、電池を取り出しておくことで電池の液漏れを防止出来ます。昔のカメラと違い、電池が無いと動かないので、予備の電池も必ず携行してゆきたいものです。

 機種にもよりますが、オートデート機能があるカメラでは正しい日付や時刻を設定しましょう。但し、本格的に作品づくりをする場合には、日付が入らないように注意してください。

 いよいよフィルムの装填。初心者には大変な作業かもしれませんが、慣れれば簡単です。一番気を付けなければならない点は、シャッター幕に触れないこと。シャッターは非常に薄い金属幕で出来ており、少しでも傷ついたり、歪むと修正が出来ずにシャッターごと交換となってしまいます。なお、フィルムの交換は直射日光の下では行わず、日陰(日陰がないときは自分の影を利用して)で行うことを励行しましょう。  

 最後に、フィルムの巻き戻しです。最近のカメラは、フィルムの最後のコマが撮影されると、自動的に巻き戻されるようになっているものが大半です。このため、あまり問題になりませんが、途中で巻き戻す方法は覚えておきましょう。また、フィルムを取り出す際には、フィルムカウンターが「E」になっていることを確認してから行う習慣をつけてください。確認しないで取り出すと、まだ巻き戻っていなくて、せっかく作品がパーになります。


工房 夢楽人
夫婦で楽しむ写真教室