テーマ別ポイント
<秋のテーマ>
  A紅葉(上)
工房 夢楽人
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 紅葉は写真の重要なテーマであることから、(上)として基本的なことを説明し、(下)で個別具体的な事例を取り上げたいと思います。

 「紅葉」の表現について大きな役割を果たすのが色彩とフレーミングです。
やっぱり、紅葉で目を引くのはまずその色彩美です。赤、黄、橙など、紅葉の鮮やかな色彩を豊かに表現したいものです。

 私は「しっくりくる」とか、「楽しい」ということを規準にフレーミングをしています。但し、私がしっくりくるとか、楽しいということだけではなく、どうすれば写真を見てくれる人にも「しっくりくる」とか、「楽しい」という感覚を持って貰えるかを考えてフレーミングを決めているということです。

 さて、実際の撮影に際しては、絞り優先オートが便利だと思います。そして、プレビュー機能を活用して、被写界深度をマメに確認してください。

 測光モードの基本は「中央部重点測光」とし、逆光等で迷う場合には「多分割測光」に頼るのもありだと思います。
  〜 天候別など撮影のポイントについては、まぐまぐプレミアム版をご覧ください。〜
      晴れ、曇り、雨、霧、雪といろいろなスチュエーション想定してのワンポイント
     レッスンとなっておりますが、紅葉に限らず通常の風景写真で使えるポイント
     が満載されております。風景写真だけでなく、ポートレートでも活用して下さい。

 次に、レンズですが、標準ズームレンズと望遠ズームレンズがあれば大丈夫です。
特に望遠ズームは風景の切り取りに重宝します。私は28〜105ミリの標準ズーム+F100をメインに、70〜300ミリの望遠ズーム+ニューFM2をサブで使っています。

 あと雨の日に必須なのが、ゴアテックスなどを使用した高機能の雨ガッパです。
これがあるのとないのでは、撮影に必要な集中力が違います。粗末な雨ガッパは撮影に必要な集中力を奪い、貴重なシャッターチャンスを逃すことにもなります。ご夫婦でお揃いの雨ガッパを購入してみては如何ですか(我が家では夫婦で5万円ほどでした)?雨の撮影も快適で楽しめること間違いないですよ。

 装備は、標準ズームと望遠ズーム、PLフィルター、三脚、雨ガッパ、地図、もちろん予備電池も必須です。

(おまけ:ススキの撮影ポイント)
 通常、ススキについては8月下旬に穂がはじけ、9月上旬に花をつけてススキらしくなってきます。そして10月上旬には穂が毛をまとい穂先が垂れてきます。

 このころになると、逆光でとらえることによって秋を感じる写真を撮影することが出来ます。11月上旬には、房の毛がほうけて逆光なら金色に、トップ光なら銀色のススキが表現できるはずです。

 やっぱり、ススキは逆光でとらえたいですよね。もともと派手なものではないので、順光だとおとなしくなってインパクトは弱くなってしまいます。見たままに自然な感じで表現するなら斜光で風景に溶け込ませるように撮るのもありですが、やっぱり逆光でとらえたいですよね。これでバックが暗ければ文句なしに、ススキが輝いてくるはずです。

 ススキを撮る際に気を付けなければならない点としては、シャッタースピードと絞りです。特にシャッタースピードは、風になびくススキをどうとらえるのか重要なものとなります。私の経験では、1/30秒〜1/15秒程度で撮影するのが、なびくススキを的確に表現できると思います。

 アップで撮影する際には、風になびいて戻るところを狙って撮りたいものです。
戻るときに少し止まる瞬間がありますので、ここを押さえれば上手く表現出来るはずです。絞りについては、アップでとらえるのであれば開放、引いて全体をとらえるのであれば絞り込んでパンフォーカスにするほうが効果的です。気になる場合は、被写界深度をプレビューボタンで確認しておけば間違いないと思います。

 露出については、逆光ということもありプラス1段程度までの露出補正を行えば適正露出を得られるはずです。背景に空や雲をどの程度入れるのかによって、当然ながら補正値は変わりますので、適宜対応してください。
夫婦で楽しむ写真教室